26時間ソウル (7) プム・ソウル
相変わらず弾丸旅行の韓国ソウル。
いくら食い意地が張っていても、食べられるのは3食。
そのうちの1食、朝食は泊まっている「パークハイアットソウル」のメンバー特典で無料で付く「コーナーストーン」のバフェにするつもりですから、結局選べるのは2食だけ。
よく考えて食事をしないと、です。
今回の僕のテーマは(というほど大袈裟なものじゃありませんが)モダン・コリアン・キュイジーヌ。
新感覚派の韓国料理としてみました。
新感覚派で一番最初に思い浮かぶレストランは「シファダム」(SIWHADAM、詩画談、시화담)辺りでしょうか。
それもカジュアルな仁寺洞の方じゃなくて、梨泰院近くの本店の方。
とにかく凝っている料理が出てくるようですが・・・
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こんな感じの皿ばかり並ぶと、ビジュアル的にも「too much」感あり過ぎな気もします。
なので、次に思い付いたのが「プム・ソウル」(Poom Seoul、품서울)という店。

     http://www.poomseoul.com/english/poom0101.asp

フランスの「ミシュラングリーンガイド」にも掲載され、一躍世界中のグルメ・ファンから注目される存在になった「伝統を保ちつつも、現代の嗜好も取り入れた現代韓国料理」の数々は、口コミサイトでもグルメ・サイトでも高評価のようです。
うん、ここにしてみよう・・・。
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場所は龍山区厚岩洞358-17「デウォンジョンサ・ビル」別館4階 (서울특별시 용산구 후암동 358-17)とありますから、大まかにいうと「ミレニアム・ソウル・ヒルトン」と「グランド・ハイアット・ソウル」の中間くらいの南山の山腹辺りということになるのでしょう。
地下鉄を使おうとすれば、4号線の「淑大入口駅」辺りからタクシーでしょうが、僕は初めから(ホテルから)タクシーを選びました。
でもケチって模範タクシーではなく普通のタクシーにしたのですが、実はこれが大失敗でした。
まずタクシーの運転手がその場所を知らないだけではなく、ソウルの運転手ですから必ずナビを入れるのですが、それがまたあてにならなかった・・・。
土曜日の夜の梨泰院のあの混雑を抜けて行こうとする(ナビはそう教えてくれているんでしょう)、南山の暗い山道に入ってからはもう右往左往、ナビのいうとおりにオジさんは運転するんですが、全くそれらしき店はありません。
通行人に聞こうにも、人通りもまばらです。
オジさんに店に電話を入れて行き方を確認してもらおうとすると、ハイアットのコンシェルジュから渡された予約確認書には、店の住所などは韓国語で入っているのですが、電話番号の表記はなかったのです。
もうそんなこんなで、店に着くまで何と1時間もかかってしまいました。
しかも着いたのがレストランの裏、オジさんは「住所的にここだ」という素振りをするのですが、それらしい店は相変わらず周囲に見えません。
オジさんとタクシーの外ですったもんだしていると、遠くから
「shackinbabyさん(本当は本名で)ですか~?」
と声がかかります。
「そこはお店の裏です~」
僕が予約時間からあまり遅れているので、日本語の出来る人が「もしかして」と店の周囲を見に来てくれていたのです。
聞くところによると、こうしたナビの間違いで店の裏に来てしまうことは過去に何回かあったんだそうです。
あぁ、模範タクシーで来れば良かった、タクシー代をケチろうとした僕が悪かった、今回は大失敗です。
かえってお金を余計に使ってしまった・・・。
だって帰りはレストランで呼んでくれた模範タクシーはちゃんと混まない道を知っていて(時間的な関係もあるのかもしれませんが)混雑している梨泰院を通らずに、スムーズに、たったの20分でホテルまで帰れたんですから。
結局タクシー代は往復ともほとんど同じ金額、20000ウォン弱でした。
で、本来ならこちらが「プム・ソウル」の正門。
昼間見たら整えられた緑が広がる素敵なエントランスでしょう。
(この店はランチも営業しています)
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ここから階段を下りてレストランに入って行くのですが、時間があったらちょうどレストランの上にあたるこの広いテラスも楽しんではいかがでしょう。
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南山の山腹からのソウル市内の景色は最高です。
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180度開けた夜景はとにかくきれい。
でも僕、本当はここの夕暮れを見てみたかった(またかって言わないでください、笑)。
「パークハイアットソウル」からのシティビューではなかなか暮れていかないこの時期にイライラ、タクシーの中で無駄な時間を1時間も過ごして、今度は暗くなり過ぎた頃に「プム・ソウル」に到着。
僕にとってこれは暗過ぎ。
この中間くらいが好きなんですよ~(号泣)。
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店の中はこんな具合。
お客の数に合わせて自由にテーブルはセッティングを替えているみたいです。
ドアで仕切られた個室もあります。
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階段を下りてくると、このドアから店内に入ります。
一枚板の洒落たキャシアー・デスク。
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棚にはオウナーのセレクションというモダン・コリアンな小物が並びます。
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韓国で有名なフードスタイリストの「ノ・ヨンヒ」氏や、宮廷料理の技術伝承者である「ハン・ボクジン」シェフ(女性)らがプロデュースするこのレストランは、 薬食同源の思想をベースに、朝鮮時代の貴族階級である班家の料理をモダンにアレンジしたメニューがコースで出されます。
(メニューは月替わり)
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オープン・キッチンに見えますが、実際の料理は奥で作られているようです。
スタッフの英語はまずまず、日本語が本当に上手な男性もお一人いました。
彼にはとても親切にしてもらいました。
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ランチは2種類コースがあって57750ウォン++から、ディナーは3種類あって115500ウォン++から。
その他に糖尿病やベジタリアン向けのコースもあるそうです。
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ここは完全予約制、ハイアットのコンシェルジュはメールで1週間前の予約が必要、クレジットカード・ギャランティも必要といってきましたが、実際にはもう少し柔軟で前々日くらいまでの予約は大丈夫だそうです。
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POOM re-creates traditional Korean dishes of the old royal courts and nobles in a
modern way while using only the finest seasonal ingredients.
Poom is not only designed as a place to enjoy your meal in an open and peaceful atmosphere while savoring the beautiful view.
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出される料理は、旬の食材と天然素材によるナチュラルな味付けの実に上品なもの。
こだわりの食器に、繊細な盛り付け、そして食材の鮮やかな色が目を楽しませてくれるんだそうです
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さぁ、どんな料理が出てくるんでしょうか。
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僕はディナーの3コースの中から中くらいのものを、「メニューD」といわれるもので、漢字名では「気品膳」というものです。
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by shackinbaby | 2014-07-15 00:49 | 旅行 | Comments(0)
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