弾丸ハノイ~もうこれ以上は食べられません (15) マッサージ、売り切れフォー、「リークラブ」
濃厚なベトナムコーヒーをアイスで飲み、ホテル「ヒルトンガーデンインハノイ」に戻ってきたあと、約1時間の昼寝。
頼んでおいたウェイクアップコールもちゃんと時間通りにかかってきて、中級ホテルといえども、基本はしっかりしています。
僕の出発は日付の変わった0時05分発のJAL752便、なので午後10時過ぎまではハノイを楽しめるはずです。
ホテル前には例によって「ハノイタクシー」が待機していて、すぐにどこにでも連れて行ってくれます。
僕のこの後のスケジュールはマッサージ→フォーの名店→夕食と考えています。
ま、また夕食は2回(笑)。
7回目の食事はバインミーがなかったのでコーヒーだけ、8回目と9回目の食事がディナーということです。
本当にタイトル通り「もうこれ以上は食べられません」。
で、まずはハノイで有名な「ヴァンスアンマッサージ」(Van Xuan Massage )、日本人御用達のどんなガイドブックにも載ってる店。
足とボディーのマッサージ両方があって、僕は70分のボディマッサージを。
値段は昔より当然上がっていて180000ドン、マッサージ師へのチップが50000ドンということで、総額230000ドン、日本円にして約1200円でした。
写真は撮るチャンスがなくありませんが、ここは有名過ぎるので良いでしょう。
マッサージの質はまあまあといったところ、最近のタイなどに較べても相当安いことは事実です。
次いでフォーを食べに・・・。
誰に聞いてもハノイ一のフォー屋という「フォーザートゥイン」(Pho Gia Truyen)に、短い距離ですが夕方の混んでいる時間だったのでタクシーで急ぎました。
着いたのは午後6時半ごろ、ところが、何、これ~~~!
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もう閉まってんじゃん、苦労してここまで出てきたのに・・・(泣)。
そんな僕を見てかわいそうと思ったのかタクシー運転手が降りて、ドアの隙間から中に何か声をかけてくれます。
戻ってきた運転手が言うのは「スープ、ノー」と・・・。
多分スープがなくなったので途中終了というやつでしょう。
ここは朝の6時から10時まで、午後の部が午後5時から10時と書いてあるネット記事が多かったのですが、朝6時から通しと書いてあるものもありました。
ハノイの「食べログ」のような

     http://www.foody.vn/ha-noi

で調べても、英語版はないし、きちんと営業時間らしきものが書かれてないので、あぁ、ここは次回への宿題ですね。
残念至極。
ということで7回目の食事はなしとなり、夕闇が迫りつつあるハノイの町を今度は打って変わっての高級店「リークラブ」(Ly Club)までタクシーを飛ばします。
運転手に「リークラブ」というだけで分かる程の超有名店、日本人の利用も少なくないと聞きます。
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場所は「オペラハウス」(ハノイ大劇場)や「ヒルトンハノイオペラ」、「ソフィテルレジェンドメトロポールハノイ」から歩いて5~6分ほどの場所、見るからに由緒ありそうなコロニアルな建物で、店前に駐車してあるクラシックカーと共に、周囲でもひときわ人の目を引く存在です。
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店のウェブ

     http://www.lyclub.vn/hanoi/

には

In the year 1010 King Lý Thái Tổ made an imperial decision to locate the site of his capital along the banks of the Red River. Hanoi, originally christened Thăng Long, is still a beacon representing this great dynasty, and has evolved through the ages to become a mélange of traditional culture and modernity that continues to tempt the senses among locals and visitors alike.
Inspired by the legacy of this great dynasty, Lý Club invites our esteemed guests to enjoy a sensory feast by indulging in the tastes and textures of our innovative cuisine while opening their hearts and minds to the visual and acoustic pleasures of a variety of traditional Vietnamese performance art.

とあります。
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どうやら「リークラブ」(Ly Club)という名前は、リータイトー(李太祖、Ly Thai To)王が1010年にタンロン(Thang Long、現在のハノイ)に都を定め、李(Ly)王朝を築いたことに由来するようです。
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店の前に立つレセプショニストに予約を確認され(この日は満席と・・・)、中へ。
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19世紀後半に建てられたフレンチコロニアルというよりベトナムコロニアルというべきでしょうか、そんな歴史を感じさせる建物を3階建てのレストランに改装、当時の趣が感じられる歴史的な写真などが至る所に飾られています。
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照明や花瓶、内装には王朝を思わせる装飾があり、陶器の食器や床のタイルに描かれた花は、リータイトーの象徴とも言える蓮の花をモチーフとしたもの。
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これは雰囲気重視の方にはたまらない店のようです。
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窓から見える外はもう暗くなっていて、でも室内もこういうレストランにありがちな照度をとても落としたもの。
写真を撮りたい僕にはちょっと辛いレストランです。
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満席と聞いていたのに誰もいない・・・、そう思っているとこのあと30分くらいで、ほとんどの席が埋まってしまいました。
お客はベトナム人と外国人が半々くらい、スタッフは全員ではありませんが、流暢な英語を話します。
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メニューはベトナム料理(east)と西洋料理(west)がありどちらからもオーダー可能、ワインリストもフランスのワインなどを中心に豊富そうでした(下戸の僕のことだから不確かですが)。
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おしぼりの脇には消臭剤としてでしょうか、カルダモンやアニスが添えられています。
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前菜には、メニューにLy Club five basic elements specil appetizerと書いてあるものを・・・。
オーダーを取るメートルドテルも「うちのスペシャリティです」というので頼んでみたのですが、出てきたものを見てびっくり。
これ、ミエンカムじゃん!
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タイ北部の料理で、伝統的タイ・レストランやホテルのウェルカム・ディッシュとしても出されるし、屋台で売ってたりもする、あのミエンカム。
チャップルーの葉に甘めのたれを塗り、ココナッツ、オニオン、ライム、しょうが、唐辛子、 ピーナッツ、干しえびなどを少しつつ乗せ、くるっと巻いて食べる料理です。
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この葉はチャップルーより少し厚くて違うものかもしれませんが、あとは全く同じ。
ミエンカム好きとしては美味しく食べましたが、ここはもっと違うものを食べたかったなぁ。
それに一人で食べるには、量多過ぎ。
メートルドテルが「いかがですか?」と聞きに来たので、ミエンカムのことを言うと、知らない様子でした。
メインにはソフトシェルクラブを・・・。
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揚げたソフトシェルクラブに白玉葱、海塩、唐辛子が乗せられていて、これはまずまずかも・・・。
ただここでもこういう料理、ベトナムじゃなくてもタイとかアジアには結構あるよなぁ。
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ご飯は茶碗じゃなくて、平皿で出されましたが、驚くほど日本米に近い味でした。
デザートは3種類のクリームブリュレの盛り合わせ、抹茶味や生姜味。
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これもなぁ、不味くは全然ないけど、僕はもう世界中で美味しいスイーツたくさん食べてるしなぁ・・・という出来でした。
さぁ、お会計と思っていると・・・
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エントランス近くで、ベトナム伝統楽器のダンニー(Dan Nhi)という2弦琴(二胡)の生演奏が始まりました。
これは聞いていかなくては・・・と、コーヒーも注文です。
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これで料理の前のドリンクも入れてすべてで76万ドン(約3800円くらい)、僕の結論的にはこのレストラン、雰囲気重視の人用ですかね。
もちろん美味しくないわけではないんですよ。
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外に出るとレストランはきれいにライトアップされていました。
「オペラハウス」ですらライトアップのないハノイで、ここは夜にはまた一段と人目を引く存在でした。
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最期に店で弾かれていたダンニー(ベトナムの二胡の総称)の音色をどうぞ。
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こんな感じでした。



このページを開けると、いつもこの音楽が鳴るように設定できれば、より雰囲気が出るのにね・・・。
by shackinbaby | 2015-08-04 00:46 | 旅行 | Comments(4)
Commented by momo at 2015-08-03 23:56 x
「リークラブ」私も行ったことがあります。
ご指摘のように期待したほどではなかったです。
表現が難しいのですが「海外旅行初心者の若い女性が喜びそう」な感じ・・・(笑)。
ダンニーの音色は素敵ですよね。私も好きです。
特にアオザイ姿の女性の演奏は優美でその姿に引き込まれてしまいます。
Commented by shackinbaby at 2015-08-04 12:05
>momoさん
ここはちょっとミスチョイスだったかもしれませんが、ま、これもまた一つの経験です。
ロケーション、雰囲気はとても良いと思いました。
ハノイには同タイプのレストランはいくつもあるので、今度チャンスがあったら料理も最高なところを探したいですね。
アオザイですが、8年前に比べて町のその姿が少なくなりました。
今ではホテルやレストランのスタッフくらいです。
これは時代とはいえ、僕ら観光客にはちょっと寂しい事実ですね。
Commented by EL at 2015-08-05 09:41 x
これはミエンカムですね。
ラオスにもあるそうですから、地理的に近いハノイにあっても不思議ではないのかも。
僕はポテトチップスのミエンカム味しか食べたことがありません(笑)。
Commented by shackinbaby at 2015-08-05 11:58
>ELさん
ミエンカムはタイでも北部の料理みたいですものね、地理的にはおかしくないのかもしれません。
ポテトチップのミエンカム味ですか?
ポテチのフレイバー開発が特に東南アジアですごいのは知ってますが、ミエンカムまであるとは・・・。
ラープトート味のは見たことありますが。
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