中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統の歴史的な首脳会談の食事メニュー
シンガポールの「シャングリ・ラ・ホテル・シンガポール」で行われた中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統の歴史的な首脳会談。
場所は「ステートルーム」(The State Room)だったといいますから、「ヴァレ・ウィング」3階にあるアウトドア・テラス付きのファンクション・ルームでしょう。
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食事は円卓。
両首脳は入口から最も遠い上座に並んで座り、中台の幹部12人は交互に座ったとのことです。
料理は中国側が決め、台湾に了承を得たもので、調理は「シャングリ・ラ・ホテル・シンガポール」。
両首脳はその夜、帰国の途に就くため、「早めの軽い食事」だったと・・・。
メニューは
     涼菜 : 金箔片皮猪、風味醤鮑片脆瓜
     熱菜 : 湘式青蒜爆龍蝦、竹葉東星斑XO糯米飯、杭式東坡肉、百合炒蘆筍
     主食 : 四川擔擔麺
     甜品 : 桂花糖雪蛤湯圓、水果〇盤
と発表されています(〇は良く分からない字で、変換不能でした)。
冷菜は字からして子豚の丸焼きのカリカリの皮と、醤油風味の鮑と瓜。
暖かい料理は、というかこれがメインになるのかな、中国各地の料理の寄せ集めで、茎大蒜と伊勢海老の唐辛子炒め(湖南省風)、ハタ(東星斑)の入ったXO醤風味の竹の葉包みの粽(広東省風)、豚の角煮(浙江省風)、それに百合根とアスパラガスの炒め物。
湖南省は毛沢東の出身地かつ馬総統のルーツでもあるところ、広東省は孫文の出身地である馬総統の生誕地、浙江省は蒋介石故郷、擔擔麺は鄧小平の大好物・・・いろいろ後から理屈が付けられています(笑)。
でもどうして台湾料理が一品も入らなかったのでしょうね。
デザートは薬膳で人気の雪蛤(ハスマあるいはハスモ)の入った金木犀風味の温かいスープ。
雪蛤はご存知ですか?
蛙の卵管です。
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中国北部、吉林省や黒竜江省に生息する中国林蛙という蛙は、春先の出産に備えて冬眠前に大量の栄養分を蓄える習性があり、「雪蛤」はその卵管を取り出して周囲の脂肪を乾燥させたもの。
冬眠と出産に備えた卵管周辺というだけあって、大量の女性ホルモンと脂肪分、各種ビタミン、アミノ酸、コラーゲンなどを豊富に蓄えており、最強の美白効果があるなんて言われています。
食事中に贈り物の交換も行われ、習主席へのお土産は国鳥の台湾藍鵲(カササギ)を型どった陶器製の工芸品、馬総統へのお土産は中国の著名な書家の作品だったそうです。
僕はポリティカルなところにはあまり興味はなく、こんな変なところに興味津々だったりします。
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(これが「ステートルーム」の写真かどうかは?です)
by shackinbaby | 2015-11-14 13:27 | グルメ | Comments(2)
Commented by muchikopapa at 2015-11-14 22:16 x
以前2回ほど食べた事がありますが、カエルの太ももの脂肪と教えてくれました。卵巣の周りの脂肪とは。さほど美味しい事は無く、無味で食感だけだったような気がします。
Commented by shackinbaby at 2015-11-14 23:05
>muchikopapaさん
僕も食べましたけど、味はないですね。
主に薬膳効果を狙っての料理でしょうね。
僕が食べたのはいずれもデザートとしてでした。
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