山形の冨貴豆
うちの奥さんの実家のルーツは山形にあり、まだ米沢に親戚も住んでいます。
親戚の叔母さんたちが山形の美味しいものを時期に合わせていろいろ送ってくれるのですが、この「ふうき豆」は自分たちで食べたい時に注文しています。
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で、この「ふうき豆」の材料は青えんどう豆(グリンピース)なんです。
漢字にすると「冨貴豆」というなんとも風情のある名前。
何でも明治時代末期、お菓子作りが趣味の斎藤熊吉さんという床屋がいて、その人の得意なお菓子がこの青えんどう豆を甘く煮たものだったんだとか・・・。
床屋の順番を待つ人に振舞っていたところ、これは美味しいと評判になり、熊吉さんはついに床屋をやめて和菓子屋になってしまったと。
そして熊吉さん、この甘く煮た豆を売り出すのですが、商品としての名前がまだない、そこで考えたのが青えんどう豆を蒸かして作るんだから「ふきまめ」という名前にしよう、そいて「冨貴」という漢字をあてれば縁起も良いし・・・ということになったんだそうです。
しっとり煮上がった豆にはわずかな塩味と上品な甘さがあり、我が家では奥さんの家のルーツうんぬんということを差し引いても、美味しいお菓子として1年に1度は取り寄せる和菓子になっています。
奥さんはこれがあるとなぜかお抹茶を点ててくれます。
一番最初は有名な「山田屋」のを買っていましたが、その後はいろいろな店のを試しています(でん六、長栄堂・・・)。
今年は元祖という称号を持つ「まめや」のもの。
(この店では「ふうき豆」とは呼ばずに、「ふき豆」と呼ぶようです)
味は有名な「山田屋」に比べても劣らず同じようなもの、わずかにこちらの方が素朴な感じがするくらいでしょうか。
素朴といえば素朴ですが、とても上品な和菓子がと思っています。
by shackinbaby | 2015-12-11 18:02 | グルメ | Comments(2)
Commented by さんだーばーど at 2015-12-15 22:05 x
大好きです!!!
Commented by shackinbaby at 2015-12-15 22:56
>さんだーばーどさん
良かった、同好の士がおられて・・・。
クリーンピースが原料とは思えない上品な甘さに仕上がっていて、我が家は毎日いろいろなお茶と一緒にいただいています。
お抹茶でも、煎茶でも、ほうじ茶でも、どれにも合いますね。
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