ご近所系フレンチでディナー
僕らが住んでいるところから車で10分ほどの住宅地にあるフレンチ・レストランで夫婦で食事してきました。
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この店はこの地に居を構えてあと少しで50年にもなるという超老舗店、周囲にはイタリア料理店からビストロ、ケーキ・ショップ、花屋、ギャラリーまでが広がっていて、「村」と言っているグループを形成しています。
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フレンチのレストランには2階もあり、80人ほどが食事出来、ウェディングにも地元ではよく使われています。
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レセプションではここの名物マダム(オウナー)が、笑顔とホスピタリティ一杯でゲストを迎えてくれます。
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1階の様子。
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僕らはこの大きな窓から緑の木々がたくさん見える席が好き。
(写真では緑が良く写っていませんが)
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こんな席も良いですよね。
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基本のテーブル・セッティング。
食器はNORITAKE製です。
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僕らが行ったディナー・タイムにもいくつかのコースがありますが、僕は一番人気の「太陽のコース」というものを・・・。
どのコースを選んでも、量的にはあまり変わらないようです。
パンはこれ1種類。
パリッと焼けていて、どんな料理にも合う悪くないパンです。
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奥さんは別のコースにしたので、写真はとりあえず僕の方のコースだけをすべて。
サービス陣はこの店に勤めて長いベテランの人達ばかりのようです。
洗練されたスタイリッシュなサービスではなく、ただただゲストの要望通り丁寧にという腰の低い対応。
年配の方には支持されるサービス振りです。
席数に比してサービス・スタッフの数は多めで、眼も良く配られていると思います。
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前菜4皿+メインという僕のコースの1皿めは地元とうもろこしのババロアとクリーミーなトマトのジュレ&若田農園産玉葱の冷製スープというもの。
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とうもろこしは味の濃い美味しいもの、ただ周囲に散らされた透明のトマトのジュレはかすかにトマトが香るものの、とうもろこしに負けてしまって、1+1が2になっていません。
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玉葱は甘さをあまり出さずに、食事のスタートに良いようにさっぱりした玉葱らしい味を生かしたもの。
2皿めはイカ、キャヴィア、桃、ヘーゼルナッツのクレームとシークワーサーのジュレ。
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これはまさに上記の食材のコンビネーションですが、僕には成功しているとは思えませんでした。
キャヴィアも桃もあまり生かされているとはいえず、ヘーゼルナッツのクリームがそれらをまとめているかというとこれまた・・・。
一つ一つの素材は悪くないと思うのですが。
3皿めはリゾットかご飯かの選択で、僕はフォアグラご飯に・・・。
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こういうのがコースに入ってくるところがジモティに支えられる街のフレンチです。
ご飯、醤油味、焼き海苔とベースは和風ですが、ご飯には(たぶん)洋風の手が加えられ、フォアグラと上手くドッキングしています。
4皿めの前菜は香川県うえむら農園産ホワイトアスパラとエゾ鮑のサラダ・サマートリュフ添え・ラビゴットソースというもの。
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これもなぁ、高級食材が使われていて、トータルの味は悪くないんですけど、素材が生かされ切ってないというか、それにトリュフを使うならもっと香り立つ良いトリュフを効果的に使いましょう・・・なんて。
次いで出てくるスープもそうです。
ラビゴット・ソースとは、玉葱やセロリ、ピクルスといったいろいろな野菜、香味野菜、漬物などをみじん切りにして、ワインビネガーやオリーブ油などの調味料と合わせたソースで、ここではゆで卵も入っていました。
次は早松茸とすっぽんのコンソメロワイヤル。
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これも高級食材なんですけど、特に松茸が香ってきません。
スープの底はフランというか茶碗蒸し風になっています。
メインは甘鯛、子鳩、仔羊、和牛フィレ、塩胡椒焼きの和牛フィレから選べるので、僕はオーストラリア産仔羊背肉のローストとそのミンチのクルスティアン・フランス産あんず茸添えを・・・。
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これは良いです、美味しかったです。
仔羊の肉そのものが良く、嫌な臭みなど全くなく、焼き加減も僕の好みにぴったり。
クルスティアンとは言うなればフランス風の春巻き、カラットクリスピーに揚がっていました。
メインが終わると、今度はチーズ。
ここではチーズは選択制でも追加料金が必要でもなく、コースに普通に付いているんです。
(もちろんいらないといえば、飛ばすことも出来るはず)
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ブルーチーズを2種他。
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ま、街のフレンチですからね、こんなものでしょう。
デザートはこのメニューから。
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時間がかかるのは承知で、焼きたてのチョコレートケーキを・・・。
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標準的な美味しさ、隣にケーキショップがあるレストランなので、デザートには力が入っているようです。
ミニャルディーズはギモーブなど・・・。
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会計を終えて、丁重にマダムに送り出された時のレストラン。
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広い客席はこの日、ほぼ満席。
皆さん、堅苦しくない服装で、毎日の食事とはちょっと違う美味しい料理を楽しみながらおしゃべりに花が咲くという、カジュアルというかフレンドリーなフレンチ・レストラン。
きっと僕のように料理に文句をつける人は少なく、きっとこれからの何十年も、今までと変わらず地元に愛されるお店でいるんでしょうね。
ご馳走様でした。
店の名前は文中ではあえて省略しました。
by shackinbaby | 2016-08-08 08:57 | グルメ | Comments(6)
Commented by momo at 2016-08-08 09:56 x
カジュアルで肩のこらないお店のようですね。
ちょっとフレンチの雰囲気を味わうには良いのではないでしょうか。
コスパはいかがですか?(笑)
Commented by shackinbaby at 2016-08-08 17:55 x
>momoさん
ポロシャツにサンダルの人もいるような店、ちょっと年配者が多いでしょうか。
とにかく地元には愛されている店で、何か特別のことがあると、本当にここは良く使われています。
ランチは女子会利用が多いでしょうか。
コストパフォーマンスは残念ながらあまり良くなく、値段は高めです。
料理目的だけで行くというより、ちょっと日常とは違う特別感ある料理でコミュニケーション↑↑を更に図りたいなんて時に行くと良い店かもしれません。
Commented by mie at 2016-08-08 20:06 x
いつも楽しみに拝見させていただいております。こちらから10分のところにお住まいなんて驚きでした。

わぁ、ここ大好きな思い出のレストランです。この建物の前の時がもっと趣があり良かったんですよ。若かりしの時ですが。
Commented by たかたか at 2016-08-08 20:27 x
私も昔、○○常磐に一時期住んでいたときに通いました。コスパ的には雰囲気込みでなんとかって感じですよね~笑
Commented by shackinbaby at 2016-08-08 21:54
>mieさん
初めまして、ようこそ当ブログにおいでくださいました。
本当に有難うございます。
あまり個人的な情報を書くのは好きではないのですが、ブログをこれだけ続けていると、僕の職業、家族、家庭環境、住所、仕事場・・・などを類推できる事柄を書いてしまうことがままあります。
これもそんな1つでしたね。
地元では有名なレストランなので、きっとmieさんも何かにつけてお使いだったのでしょう。
前の建物、覚えていますよ。
あの時の木材の一部が、今のレストランにも使われているようです。
ドア入ってすぐの辺りに、です。
また何かありましたら、コメントの方、よろしくお願いいたします。
Commented by shackinbaby at 2016-08-08 21:54
>たかたかさん
何度も有難うございます。
そうでらっしゃいましたか、皆さんと本当に何かで繋がっていますね。
しかもいま「せいもん払い」。
僕の好きなお店にいらっしゃるはずなので、何かご縁も感じちゃいます。
そうそう、おととい「カルディ」で「食べる辣油」とかいう辣油を買いました。
これ、本当のことです。
ますますご縁ありますでしょ?(笑)
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