GWバンコク弾丸 (16) 「GAGGAN」の新店「GAA」でディナー
El Bulli出身のシェフGaggan Anandがバンコクに開いたprogressive Indian cuisineの「GAGGAN」は、僕がここでレビューをした頃から評価がうなぎ上り、今やAsia’s 50 best restaurantsでトップ・レストランにまでなり、バンコクで一大レストラングループを築こうとするようにまでなっています。

     http://www.theworlds50best.com/asia/en/

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久しぶりに見た「GAGGAN」は以前より大きく、相当な大きさに拡張されていました。
その大きな窓からはどのテーブルにもゲストが一杯、本当にその人気ぶりが良く見てとれます。
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この日僕が行くのはその向かいに建つ「GAGGAN」グループの新店、「GAA」です。
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ここも4階建ての大きな建物、昼間見るとここ、何と黄色とピンクに塗られているんですよ。
ただしオープンはディナー・オンリー。
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     https://www.facebook.com/pg/gaabangkok/about/

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席は1階から3階までいろいろなタイプの席があります。
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僕はメールで事前に予約、2階の2人席に案内されました。
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この近くのテーブルにいたタイ人グループにはタイ語→英語の翻訳でお世話になりました。
全員いかにも良家のお坊ちゃんで、全員英語に堪能、日本人にはとても興味があるようで食事の後「クラブにでもご一緒にいかがですか?」なんて誘われもしちゃいました。
もちろん丁寧にお断りしましたけど・・・。
印象的な壁のイラスト。
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階段からは1階のキッチンが良く見えます。
沢山のシェフが忙しく働いている割には、とてもきれいな、とにかく良く片付いたキッチンでした。
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基本のテーブルセッティング。
ここもテーブルクロス無しのタイプです。
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料理は2コースのみで、8品の1800バーツ++と、12品で2400バーツ++。
(すごい値段ですね、街の1食の10~20倍はします)
もちろんワイン・ペアリングもあるのですが、ここにはジュース・ペアリングもあるのが、アルコールを飲まない僕には嬉しいところです。
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ジュースは5品で70バーツ++、3品で500バーツ++。
どれも凝ったもので、苺と昆布茶、マンゴとかぼちゃとコブミカン、ローゼルとスパイス、グアバとミントとチリ、林檎とバジルが料理に合わせて、ワインクラスで供されます。
ウェイターやウェイトレスは基本英語OKですが、ディテールになるとちょっと説明しきれないところがあります。
そんな時隣のテーブルのタイ人の若者たちがきれいな英語で、テーブル越しに助けてくれたりまします。
まずは薄く紙状にしたキャベツ。
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それにローストした胡椒とか何とゴーヤも合わさって、食感、味共今までに未体験の第1の皿でした。
続いては鶏のレバーを冷凍粉砕したものに、タイの龍眼が合わされています。
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食べて行くうちにどんどん食感が変わり、最後にはいつものレバー・パテ様に・・・。
ここのシェフは「GAGGAN」でスーシェフをしていたGarima Arora女史です。
先日は「マンダリンオリエンタル東京」で開かれた「NOMA’S」のシェフとしても来日していたそうで、こうした科学的料理方法「 分子ガストロノミー」などを駆使した繊細かつ、クリエイティブな料理を得意としているよう。
「GAGGAN」がモダンな調理テクニックで、伝統的なインド料理に繊細なアレンジを加え、インド料理にスペインのタパスの要素やフレンチ、イタリアン、タイ、日本を融合させ、独創性に富んだフュージョン料理を提供しているのとほぼ同路線ですが、インド料理的要素はやや少なめです。
3皿めはコーン。
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ヤングコーンがこうなって出てきます。
凝ってるし、コーンそのものも、コーンのソースも〇。
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この何という組み合わせ、でもこれが美味しいんですよ・・・。
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4皿めは芸術的な一皿。
ザリガニを使った料理です。
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使われているegg fruitsというジャングルの奥で取れるというフルーツも見せてくれます。
日本語でいうとカニステル、アカテツ科アカテツ属の常緑高木の実で、大きく言うとスターアップルやサポジラと近い植物です。
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下にはサクサクのビスケット、上にザリガニとエッグフルーツ、更にポメロがトッピング。
見た目だけじゃなくて、これまでの料理、どれも食べて美味しいものばかりです。
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山羊のチーズで作った豆腐の上にパリパリに揚げた芥子菜(マスタードリーフ)が・・・。
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バナナの花の団子、トマトやフェンネル、さやえんどうなどの味もしましたが、この皿だけは、その美味しさが良く分かりませんでした。
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薄味過ぎたのか、僕には。
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以下(17)に続きます。
by shackinbaby | 2017-05-15 00:03 | 旅行 | Comments(6)
Commented by nagi at 2017-05-14 22:55 x
また夜中に飯テロが(^_^;;;;
わたくし的にはGAGGANより好みに映ります。
分子ガストロノミー的な料理、嫌いじゃないんですが哲学的すぎると??と、なってしまうので。
見た目の美しさとおいしさがうまく両立している感じですね。
Commented by shackinbaby at 2017-05-15 07:27
>nagiさん
ははは、ごめんなさいね。
nagiさん、実に的確なことを感じ取ってらっしゃいます<見た目の美しさとおいしさがうまく両立している感じ。
僕もそう感じましたが、ややバンコクの地としてはオーバープライスかなぁ、ここまでの値段を取るのなら、各皿、もう少し手を加えて洗練度を上げて欲しかったかも・・・。
年に数回メニューは変わるそうです。
この後後半をアップしますね。
Commented by 越後屋 at 2017-05-15 07:32 x
>「クラブにでもご一緒にいかがですか?」なんて誘われもしちゃいました。
もちろん丁寧にお断りしましたけど・・・。

初対面だとどうしてもそうなりますよね。
昔、長崎市で飲んでた時、話が盛り上がった隣席の紳士に、次の日に吉野ヶ里遺跡に行くことを話をしたら、「電車だと不便なので車で送りますよ」って言われたり、那覇で入った飲み屋の店主に、沖縄美ら海水族館に行くことを話したら、「よかったら案内しますよ」って言われたことがあります。
時間を割いていただく申し訳なさと、話がつづくかというプレッシャーから丁寧にお断りしました。

しかしながら、申し出自体は本当に嬉しいです。
Commented by EL at 2017-05-15 10:58 x
ドリンクも含めるとかなりの金額になりますね。
shackinbabyさんのレポートの写真だけ眺めて眼福で良しとします。(笑)

ピンク色の建物は「RAA」という店になるそうです。
「Japanese-Indian izakaya」だそうですけど、どんな感じの料理が出てくるんでしょうね。
Commented by shackinbaby at 2017-05-15 12:27
>越後屋さん
親日的な国ではこういうこと、僕も複数回経験していますが、日本ではあまりないですね。
僕がバーなど他の方とも親密になれそうなところに行かないからかもしれません。
ま、どこにどんなリスクがあるかもしれないので、海外でもよほどの確かさがないと、お断りすることがほとんどです。
Commented by shackinbaby at 2017-05-15 12:29
>ELさん
はい、かなりな値段ですが、最近のバンコクの一流高級店はディナーのコース・メニューは3000バーツを超すところが多くなってきているので、仕方ないのかも・・・。
僕の考えるタイの物価と、一部のハイエンドな店の差は、どんどん開いている印象です。
ピンクの方は違う店なんですか、知りませんでした。
Right next to Gaa will be Raa, a Japanese-Indian izakaya and signature restaurant of Rydo Anton, the 27-year-old head chef who has been with Gaggan since 2011. Both restaurants will be housed in a beautiful building overlooking Gaggan, with Gaa's side painted yellow on the outside and Raa's bright pink.

"Rydo has been with me since before we were in Asia’s 50 Best Restaurants," says Gaggan. “He stood by me and now he runs the kitchen with the same responsibility as me. He and I wanted to open a Japanese-Indian izakaya – this country loves Japanese cuisine.”

Finally, in 2019, a site just along from Gaa will be transformed into Sol, a 20-square-metre "crazy" modern bakery and dessert restaurant from Solanki Roy, Gaggan's longtime pastry chef.
GAGGANファミリ―の拡大、恐るべしですね。
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