バーボンストリート@ニューオーリンズ (1)
ある旅行記事の見出しを見ていたら、ニューオーリンズのことを
・・・植民地時代の面影を残す「アメリカの中のヨーロッパ」
ジャズが溢れるディープサウス・・・
と表現していました。
プロのライターは上手いこと言うなぁ。
このバーボン・ストリートの標識も、フランス語ですものね。
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ニューオーリンズを代表する繁華街フレンチクォーターの中でも、これまた一番の歓楽街がここバーボン・ストリート。
ヒルトン・ニューオーリンズ・リヴァーサイドから歩いて約10分のところにあります。
両側に低層の(高くても3階建て)ニューオーリンズ独特のアイアンレース装飾を施したバルコニーを持つ建物が並んでいます。
けばけばしいのですが、建物が高くなく空も充分見られるので、歓楽街といってもそう猥雑さをひどくは感じません。
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大通りのカナル・ストリートから入っていくと、すぐに目立つのがこの「カフェ・ベニエ」です。
(ベニエとは、前にも紹介した、ニューオーリンズ名物の揚げパンのこと)
オープン・カフェのこの店では、スチーム・ボート・ウィリーによるトラディショナル・ジャズのほか、少編成の小粋なジャズ、しっとりした女性ヴォーカルなど、日替わりの生演奏を無料で聴くことができます。
入り口には、ニューオーリンズを代表する3大ミュージシャン(ピート・ファウンテン、ファッツ・ドミノ、今は亡きアル・ハート)の銅像が並んでいて、 「Music Legends Park」 とも呼ばれてい ます。
コーヒーとベニエでも良いし、バーボンよりワインが似合うような、和み系カフェです。
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もう少し奥に入っていくと、バーボン・ストリートの華、「ロイヤル・ソネスタ・ホテル」が見えてきます。
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ニューオリンズらしさのあるホテルとして、よく雑誌にも取り上げられています。
ロビーはエレガントなヨーロピアン・スタイルで、見せてもらった(「ショウ・ルーム」と言います)客室もクラシカルな要素を残しつつ優美で落ち着いた雰囲気にまとめられていました。
難点はバーボン・ストリートのうるささから逃げられないことと、値段の高さくらいでしょうか。
この辺はホテラバさん用の記述です<ホテラバさん。
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バーボン・ストリート、この奥の辺りから両側に音楽を聞かせるクラブが軒を連ね、合間合間にお土産屋や、ストリップ小屋など、だんだん喧騒を極めた地区に入っていきます。
最近は音楽の種類も、ジャズ一辺倒と言うことはなく、あらゆるタイプの音楽(でも主に「黒人音楽」です)が演奏されています。
この後は僕の愛するR&Bやブルースに的を絞って、色々なクラブを冷やかしていきます。
まずは「SING SING」というクラブ。
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いつもいるこの客引きのお爺さんのカッコいいこと。
日本人で、この年齢で、このおしゃれは到底出来ません。
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このクラブは連日かなりディープな(ダウンホーム系とでも言うべき?)シンガーが出演しています。
メインはあのギター・スリムの息子と名乗るギター・スリム・ジュニア。
実際の縁戚関係は置いといて、ギター・スリムお得意のフレーズと歯でギターの弦を弾くなどのトリッキーなブルース・プレイで、客を喜ばせます。
丁度この時、ギター・スリム・ジュニアは客席に下りて客の前でギターを弾いていて、この写真には映っていません。
こういうクラブのドアは開いていて、たいていの場合少しなら「見るだけ」でも文句は言われません。
もちろんショウのチャージも無料です。
ドリンク代だけで音楽を充分楽しめちゃうんです。
その向かい側の「COCO CLUB」には大物が出演していました。
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ここの客引きもすごいでしょ?
典型的な夜の黒人ファッションをまとったこの人もまた、実に決まっています。
出演シンガーは、マーヴァ・ライト。
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その巨体を揺らせての心からのシャウトはさすが大物、歌も上手いし、感情のこめ方も最高。
ブルースあり、古いソウルあり、スピリチュアルあり・・・でもどれもしっかりマーヴァ味になっています。
昔はやや一本調子に聞こえて彼女の歌も、今はもう円熟の一言です。
バンドのキーボードはKEIKOさんという日本人女性。
少しお話もし、近所のR&B系クラブ情報なども頂きました。
KEIKOさん、有難うございました。
頑張ってください。
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店々の2階のバルコニーも開放されていて・・・僕も上りましたが、ここは気持ちよい場所です。
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陽が沈んでからのニューオーリンズはかなり肌寒く、それでもアメリカ人は寒さにとても強いらしく、あるいはアルコールが大量に入っているからでしょうか、Tシャツ一枚で気勢を上げ騒きまくっていました。
by shackinbaby | 2008-11-07 23:42 | 音楽 | Comments(0)
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