2011年 05月 28日 ( 2 )
GWはカンボジア (18) 「アンコール・ワット」の続き
さぁ、いよいよ「アンコール・ワット」。
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中央祠堂を三重に取り囲む回廊の一番外側の「第一回廊」からガイドの説明を受けていきます。
(第一回廊は南北約180メートル、東西が約200メートルで、一周すると約760メートルだそうです)
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第一回廊の見ものは何と言っても圧巻のレリーフ(浮き彫り)。
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一部修復中で通れないところもありますが、東西南北にインド古代叙事詩「ラーマーヤナ」や「マハーバーラタ」の説話がびっしりと彫られています。
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ガイドは巧みな日本語で、図像を平面的に並べて空間を描いて、それを絵巻物のように読む進んでいくことで、ひとつの物語が完結する説話性を持っている・・・と説明していました。
なるほど・・・。
一部にはオリジナルの朱色がまだ残っています。
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微笑みのデバターもあちこちに・・・。
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約800年も前の建物が、この厳しい環境の中、良くぞこうして残っていましたね。
連子状の窓も興味深いです。
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これがレリーフの中で一番有名な「乳海撹拌」の説話の部分。
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ヒンドゥー教の天地創世神話である「乳海撹拌」、ヴィシュヌ神の化身である大亀の背中に乗せた大マンダラ山を、両サイドから神々と阿修羅(神に対する「悪神」)が大蛇の胴体を綱として引き合う・・・というものです。
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「アンコール・ワット」は至る所がいつ終わるともしれぬ永遠の(?)修復中、雰囲気壊すなぁと思いつつも、創建が12世紀の初頭という建物では、仕方のないことかもしれません。
で、階段を上がり・・・
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第二回廊に出て、中央祠堂を見上げます。
あぁ、やっぱりすごい、何とも言えない圧倒的な威厳がある・・・。
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この昇ることを拒否するような急な階段を上がった第三回廊より上は、まさに「神々の世界」と言うことなのでしょう。
中央祠堂にはヴィシュヌ神が降臨し、王と神が一体化する場所として作られたそうですから・・・。
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東面北側の階段には手すり付きの階段が整備され、人数制限はあるそうですが、第三回廊への入場は可能だと・・・でもこの日はどういうわけか、階段は閉鎖されていました。
残念。
こういうことは時々あるそうです。
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僕は前にも書きましたが、この回廊の連子状窓が気に入りました。
チベット辺りの寺院にありそうな感じですよね。
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「あぁ、上ってみたかった!」の無念の気持ちで、四方八方写真撮りまくりです。
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僕らのツアー「アンコールワット・プノンバケン半日ツアー」には、この「アンコール・ワット」見学の後、アンコール三聖山の一つ「プノン・バケン」という丘上の遺跡から夕陽を見るというのも付いています。
by shackinbaby | 2011-05-28 01:18 | 旅行 | Comments(4)
GWはカンボジア (17) アンコール・ワット
「ホテル・ドゥラペ」の「メリック・レストラン」でクメール料理のランチ。
その後シヴォタ通りの向かい側のマッサージ屋で30分US$3しかしない足マッサージで足の疲れを取り、更に10分ほど歩いて午後の「アンコールワット・プノンバケン半日ツアー」の集合場所である「アンコール・ホリデー・ホテル」に到着。
時間は午後2時20分、午前中「アンコール・ワット」と「タ・プローム」を丁寧に案内してくれたカンボジア人ガイドが時間通りに再登場、僕は再びミニバスの人となりました。
午前午後通しでツアーに参加した人は、僕が食事とマッサージしている間、(無料のクメール料理)ランチとお土産物屋めぐりだったそうです。
どっちが良いか楽しめるかは人それぞれですが、僕は・・・です。
またもほぼ満員のミニバスに乗ること約20分、恒例の検問の後、ついに「アンコール・ワット」に辿り着くことが出来ました。
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ここが創られたのは12世紀の初頭(つまり「アンコール・トム」より前ということです)、ヒンドゥー教三大神のなかのヴィシュヌ神に捧げられたヒンドゥー教の寺院で、創建者のスールヤヴァルマン二世を埋葬した墓も兼ねている所です。
僕らのように車で行くと実感しにくいですが、空からの写真を見ると、本当に密林の中に忽然と現れるといった感じの大寺院です。
観光客が入場する西参道にはシンハ(獅子)やナーガ(蛇)の像が・・・。
そしてその向こうに「アンコール・ワット」の周壁(南北約1300メートル、東西は約1500メートルと・・・)が見えています。
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時間は午後2時半過ぎ、シェムリアップのこの時間の暑さには容赦がありません。
本当に暑い、太陽はギラギラしています。
ところでこの「アンコール・ワット」の正面は西を向いているので、午前中は超逆光。
つまりとてもこんな写真は撮れないんだそうです。
(皆、真っ黒な写真になってしまう?)
だから、たいていのアンコール遺跡観光は、午前中が「アンコール・トム」、「アンコール・トム」は午後からということになっていると聞きました。
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午前中の「アンコール・トム」ほどの混雑はありませんが、どこにカメラを向けても、絶対人が映り込んでしまいます。
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ここが西塔門。
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中に入ると・・・修復されたヴィシュヌ神。
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そして薄暗い西塔門を抜けると・・・
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眩しいばかりの日の光の中に三重の回廊で囲まれ、両脇に副祠堂を従えた「アンコール・ワット」の中央伽藍がついにその姿を現します。
この写真だけは、ちゃんとしたものを撮りたかった・・・。
でも駄目、失敗(泣)。
狭いところに人が多すぎて、皆、写真を撮りたがって停まるので、収拾がつかない・・・押し合いへし合いでやっと撮った写真。
フォトフレームに入れたような、ちゃんとシンメトリーな写真を撮りたかった・・・こんな人の多い時に来た僕が悪いんだけどね、残念。
でも、僕の心の目にはしっかり焼き付けましたよ、この姿。
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壁面に浮かび上がるレリーフは、西塔門を入ってすぐの南側からもう傑作揃いです。
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何百年も時を経ているとは思えない微笑みを浮かべるデバター(女神)達・・・もうここからちょっと感動かもしれません。
左右に経蔵を見ながら中央祠堂まで参道を進みます。
このナーガ(蛇)は船を表しているんだそうです。
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だいぶ近づいてきました。
でも何だ、この緑のシート。
見たくないものが目に入ってしまった(泣)。
修復中ということでしょうが、無粋な色のシートですね、これ。
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参道の両側に位置する聖池に沿って、少し左側に回り込んでみましょうか。
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記念撮影用の馬も木陰にいました。
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聖池に写る「アンコール・ワット」も素敵です。
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もっと寄ってみましょう。
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何度も言いますが、緑のシートが何とも余計です。
同じような写真をもう一回。
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さぁ、それでは第一回廊から見せてもらいましょう。
by shackinbaby | 2011-05-28 00:16 | 旅行 | Comments(13)