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マイ・ファースト・スペイン (29) 「マンダリンオリエンタル・バロセロナ」の部屋紹介の続きの続き
「マンダリンオリエンタル・バルセロナ」で僕の泊まった部屋紹介の最終回です。
今度はバスルームを。
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部屋の広さが40平米弱なので、やはりバスルームにそのしわ寄せは来ています。
つまり若干狭いです。
大きな鏡、周囲の白い色などでなるべく広く見せようとはデザイン上頑張っていますが(?)、もう少しここが広ければ文句のないところだったのですが・・・。
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洗面所の右(↑)から左(↓)まで、です。
アメニティーは「マンダリンオリエンタル」お得意の「アロマセラピーアソシエイツ」ではなくて、ニューヨークの「レッドフラワー」(RED FLOWER)を使っています。
お洒落な選択ですね。
「バーニーズ・ニューヨーク」で一躍脚光を浴びた元「資生堂」の人が始めたブランド。
僕、ニューヨークに行った時、あそこの「オンセン・セット」とか「セントー・セット」というトラベルキットを本気でお土産に買おうかと考えました。
このホテルで採用されているラインはグレープフルーツやオレンジの香りのもの。
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必要なものはすべて揃っています。
タオルはすべてロゴを前面に出すたたみ方です。
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ナチュラル感を出す木も多めに使われていて、ごみ箱がそう。
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へちまやマウスウォッシュなどが入っている箱も下が陶器製、蓋が木になっています。
質感のある備品ばかり。
歯ブラシやシェイバーなどは他ホテル同様置いてなかったです。
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鏡には、窓を開けると外の景色も映ります。
今度はバスタブを・・・。
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日本人にはもう少し広さが欲しいところです。
機能的には問題なし、タブも深めです。
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夕方のターンダウンでまたとてもきれいに清掃がされます。
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シャワー類は高機能、このレイン・シャワーはさすが「高デザイン・ホテル」のシャワーです。
出方がとてもきれい(笑)。
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バスルームの入り口から部屋を見ると・・・カーテンを開けているせいか、ベランダとの一体感もあって、部屋がかなり広く見えます。
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トイレも見ていて美しく感じちゃいます(笑)。
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最後の写真は、部屋に入って一番最初に見えたミニバーのアーモア。
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良くあるホテル紹介のように全開してみました(笑)。
本当にきれいに上質なものが並んでいました。
黒い箱は各種のコネクターが・・・便利です。
こうした箱まで専用のものを作ってしまうとか・・・。
と言うことで、広くはないですが、大満足の部屋。
こんな部屋に春から夏にかけて長逗留なんて・・・夢ですけど、金額的には(泣)。
防音もかなり良く、音に神経質な人にもお薦めのホテルです。
山盛りの生ハムとガーリックブレッドを食べてしまったので、部屋を一通り見た後は、腹ごなしモードに入ります。
そしてその後ある「わがまま」をコンシェルジュにきいてもらいます。
その辺のくだりは次回に・・・。
by shackinbaby | 2011-01-31 00:40 | 旅行 | Comments(2)
マイ・ファースト・スペイン (28) 「マンダリンオリエンタル・バロセロナ」の部屋紹介の続き
「マンダリンオリエンタル・バルセロナ」の「マンダリン・テラス・ルーム」の紹介の続きです。
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ベッドの先、窓寄りにスタイリッシュなクローゼットが・・・。
必要なものはすべて揃っています。
ここも含めて室内のすべての備品が、完璧な状態で置かれています。
どれ一つとして「へた」っていたり、不完全なものはありません。
新品同様で置かれています。
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その向かい側にはデスク。
ビジネス用にも充分対応出来る充実のデスク回りです。
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カーテンを全部引くとこんな開放的な雰囲気になります。
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デスクの方から部屋を見ると・・・
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そしてもう一度ドアの方から部屋全体を見てみると、こんな感じになります。
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ドアを開けて、テラスに出てみます。
わ、気持ち良い風が・・・。
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窓の下は、賑やかな「グラシア通り」の反対側に位置するミモザ・ガーデン。
これは春からは良いでしょうね、気持ち良いテラスになるでしょう。
街の騒音は不思議なほど聞こえません。
朝は鳥の鳴き声が聞こえるほどです。
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椅子も机もお洒落。
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デスクのところのカーテンも開ければ、こんな風になります。
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テラスがあるのはこの側のみ。
反対側の「グラシア通り」側の部屋は、「カサ・バトリョ」などが見えたりするはずですが、僕はこのテラスのある部屋の方が好みのような気がします。
by shackinbaby | 2011-01-31 00:34 | 旅行 | Comments(4)
マイ・ファースト・スペイン (27) 「マンダリンオリエンタル・バロセロナ」の部屋紹介
「マンダリンオリエンタル・バルセロナ」の親切な女性レセプショニストに案内されて、いよいよ部屋に到着です。
ドアが開きます。
すぐに眼に入るのが、入り口すぐ左にあるこのミニ・バーのコーナー。
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白を基調にすごく上品でエレガントな設え、すらっと伸びた蘭の花がアクセントになって・・・これは、もうこの瞬間から「良い部屋」の予感です。
眼を左から右に移していきます。
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決して広くはありませんが(40平米弱)、隅から隅まで妥協を許さないほど計算され尽くした空間が広がっています。
窓の大きさ、テラスの存在、光の入り具合・・・実にbright and airyな雰囲気に満ち溢れています。
床のウッド部分もラグを敷いてある部分も、清掃状態は最高のようです。
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坐り心地の良いソファ、たっぷりのクッション。
高級ホテルでも坐り心地の良いソファばかりではありませんからね。
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周囲のカラー・スキームもライティングもかなりなもの。
カーテンはダブル、電動ではありませんでした。
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テーブルは小さめのスタイリッシュなもの。
その上に乗りきれないほどのウェルカム・アメニティが・・・。
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で、この生ハムとガーリックブレッドの何と美味しいこと!
これは本当に絶品でした。
「ボケリア市場」で買ったパック詰めのハモンセラーノの100倍は美味しかった・・・しっとりした食感、抜群の脂身、適度な塩味、それに何より鼻をくすぐる何とも言えない良い香り・・・これこそが僕の求めるスペインの生ハムです。
食べ始めたら止まりません。
かなりな量があります。
それを一気に・・・たぶん今日はランチは不要です(笑)。
オレンジも何気ないようで、実にみずみずしく美味しいもの。
厳選された果物って感じです。
でも箱入りのチョコレートは・・・フツー(笑)。
今度はソファに座って目を左から右に・・・。
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「バング&オルフセン」のテレビ(32インチ)は首を振り、ソファからもベッドからも見られます。
「マンダリンオリエンタル」だからでしょうがタイのチャンネルまでありましたが、NHKが映りません。
これはホテル側に要望として、コメントを残しておきました。
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ベッドはかなり良いベッド、リネン類は最高品質の実に肌触りの良いものでした。
そしてこれは僕が世界中のホテルで褒めまくっている「PLOH」製のもの。
北京の「アマン」でも、バリの「セントレジス」でも、チェンマイの「チェディ」でも・・・この一年で一体何回ここの製品に出会ったことでしょう。
日本のホテル・ファンでこのシンガポ-ルのブランドに注目している人が少ないのは、本当に不思議です。
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ライティングは凝っていますが、スイッチ類はそう複雑ではありません。
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良い感じですね、これが夜になるとまた雰囲気が結構変わるんですよ。
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以下は次回に続きます。
あ、そうそう、この部屋は「Mandarin terrace room」というカテゴリーの部屋です。
ホテルのHPには
「When you enter these rooms the impression is immediately one of space, light and subtle harmony. Bespoke weave rugs, warm wood floors, white leathers and linens all combine for a soft luxury interior. Ornate screens contribute to our inimitable touch of the orient. The high quality audio visual system is easy to use with one central control and the Bang and Olufsen screen folds discreet flat against the wall. Bathrooms are visually stunning, encased in opaque glass, with remarkably large walk in shower, oval designer tub, separate WC and an exclusive collection of furnishings. Views are over the peaceful contemporary gardens」
とあります。
部屋の備品については
「32” LCD screens in all bedroom
High speed internet connectivity throughout
Laptop connection to in-room LCD screen
High definition home theatre experience, video-on-demand and surround sound
More than 100 television channels and 4 radio channels
CD/DVD player in all rooms
Three multi-line telephones, all with voicemail and data line capabilities
Selection of daily local and international newspapers
Printer and fax machine on request
Mini bar
Luxury white goose down and feather pillows and duvets by Ploh
Twice daily maid service including evening turndown
Individual controlled air conditioning
24 hour room service
Luxurious essential oil bathroom amenities by Aromatherapy Associates」
だそうです。
by shackinbaby | 2011-01-30 00:35 | 旅行 | Comments(4)
マイ・ファースト・スペイン (26) 「マンダリンオリエンタル・バロセロナ」にチェックイン
バルセロナにもたくさんの5★ホテル、4★くらいだけど個性的なインテリアとスタイルを持つプチ・ホテルが結構数多くあります。
僕にとっては初めての街できちんとした比較は出来ませんが、この「マンダリンオリエンタル・バルセロナ」はバルセロナという都市だけでではなく、スペインをも代表するホテルだろうと思っています。
それほどに感じの良いホテルでした。
チェックインはすべてに親切・丁寧で文句なし。
スタッフ全員に笑顔があり、すべてのことにアテンティブです。
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スタイリッシュなキャットウォークを上がってくると(写真左端)、この小さなロビーに・・・。
上の写真で一番奥がこれまた小さいレセプション・エリアです。
(このホテルは全部で98しか客室がありません)
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昼間は白を基調にしたモダンなインテリアですが、時間によって微妙に照明を変えているようで、外が暗い時はやや黄色みがかった暖かい色合いに染まります。
坐り心地の良いソファ。
ただこのスペースはとても狭いので、ソファに座る人で雰囲気は大いに変わります。
モデルのような美女とお洒落した紳士の組み合わせだと、本当にセレブリティ御用達のホテルだなぁと思いますし、だらしない格好で行儀悪くソファに座っているグループがいたりすると「金があってもこれじゃなぁ・・・」と思う時もありました。
この透かし窓の下に広がっているのが、オールデイ・ダイニングの「ブラン」(BLANC)。
上の写真の右奥にあるミシュラン2★の「モーメンツ」(MOMENTS)よりカジュアル・・・とは言うものの、結構セレブ感のあるレストランです。
「モーメンツ」の反対側、レセプションの奥の方には「バンカーズ・バー」(BANKER’S BAR)というバーが・・・。
昔銀行だったというこの建物のオリジナル・コレクションのセイフティー ボックスがインテリアとして使われています。
(暗くて写真は撮れませんでしたが、それ以外には特別なことはないバーです。ただ狭いですがアウトドア・エリアがあります)
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コンシェルジュ・デスクの前を右に曲がると客室へ通じるエレベーター・ホールに・・・。
エレベーターは2機、微妙に止まる階が違います。
もちろんチェックインをしてくれた女性が、部屋まで案内してくれます。
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客室は8階まで、最上階はスイートが多いようです。
各階を降りるとこんなスタイリッシュな吹き抜けが・・・。
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前述のように昼間は白く、外が暮れてくると黄色みを帯びて見えます。
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外光も入る仕掛けなのでしょうか。
更に各階のエレベーターの前にはこんなスペースが・・・。
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誰が坐るんじゃい、こんなとこ(笑)・・・ですが、もちろんこれはインテリアの一部です。
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何か神秘的な、イスラム風というか、スペイン風なところもアジア的な色合いまでも感じさせてくれますね。
さ、部屋のドアを開けます。
もちろんキーはタッチセンサー式です。
まず眼に入るのが、これ。
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わぉ、エレガントなオーキッド!
後ろの半透明のオパーク・グラスがまた実に効果的です。
明日、この部屋を詳しく紹介しますね。
by shackinbaby | 2011-01-30 00:31 | 旅行 | Comments(0)
マイ・ファースト・スペイン (25) 「マンダリンオリエンタル・バロセロナ」に移動
2日間お世話になった「ヒルトン・バルセロナ」。
ほとんど観光に出ていて、このホテルを充分使い尽くしたとは言えませんが、ヒルトンはいつでも上級メンバーに優しくしてくれます。
アップグレード(有料でしたが・・・)、エグゼクティブ・ラウンジの利用、ウェルカム・アメニティ、レイト・チェックアウト・・・。
これが昼間のロビーです。
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写真奥がレセプション・エリア。
コンテンポラリーでモダンなデザインは、夜とはまた違った雰囲気を出しています。
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写真の右奥はスタイリッシュなバーになっています。
残念ながらHオナーズの4倍ポイント・プロモーションは年末で終わってしまいましたが、まだJALのマイルは3倍の1500マイルいただける時期、「ラッキー!」でした。
元旦でも午後になると「ディアゴナル通り」にタクシーが流れるようになり、僕はバルセロナ一の高級ショッピング街「グラシア通り」のど真ん中にある「マンダリンオリエンタル・バルセロナ」に移動します。
はやり「高級ホテル」も体験しておかないと・・・ね。
これがホテル・エントランス。
恰好良いですねぇ!
クール&ゴージャス!
それにロケーションも、良くこんな一等地が残っていたね・・・というほどの最中心地。
凄すぎです。
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ライティングに浮かび上がるレリーフが何ともシックでエレガント。
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で、どうして夜の写真?
チェックインは昼間なのに・・・それはタクシーから降りた途端、ドアマン→ベル→レセプションの連携があまりに手際良過ぎて、立ち止まって写真を撮る余裕が全然なかったという嬉しい事態によるものです。
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スタイリッシュなキャットウォークでしょう?
用のない人、自信のない人(?)を拒むようなエントランスです。
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でも一度中に入ってしまえば、スタッフ誰しもがホスピタリティー100%、実にアテンティブです。
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上を見上げるとこんな吹き抜け、さて僕の部屋はどんな部屋になるのでしょう?
by shackinbaby | 2011-01-29 00:06 | 旅行 | Comments(6)
マイ・ファースト・スペイン (24) 「サグラダ・ファミリア聖堂」の中に入ってみると
今度は外側ではなく、「サグラダ・ファミリア聖堂」の中を見てみましょうか。
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ここも見るものを絶句させる圧倒感があります。
ガウディは聖堂を信者が神との一体感を体験出来る場所にしようとしたんだそうです。
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壮大な丸天井を支えるために、樹木の形をした柱を考案。
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天井は殉教のシンボルである棕櫚(シュロ)の葉をモチーフに、森のように・・・。
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光をうまく使い、天井から光が降り注ぐそうにしたり、ステンドグラスをきれいに使ったり・・・もう、見るものは首を痛くしながら上を見上げます。
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僕等のツアーはこの「サグラダ・ファミリア聖堂」の中で解散。
見続けたい人は何時まででもここにいられるのですが、元旦のこの日は午後2時まで。
人気のエレベーターも動いていませんでした。
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人気のスポットだけあって周囲には客待ちのタクシーが一杯、ホテルには簡単に帰れます。
もちろん時間があれば地下鉄でもOK、駅はすぐ近くにあって分かりやすいです。
ちなみに僕がバルセロナ見学でやり残したこと、それは夜にもう一度ここに来てライトアップされた「サグラダ・ファミリア聖堂」を見ること、「サンパウ病院」を見学すること、「カサ・ミラ」の中に入ること、「バルセロネータ」を楽しむこと・・・。
食事で言えば「パエリア」を食べるチャンスがなかったことですかねぇ。
やはり3泊くらいでは、どうしても見残したこと、やり残したことが結構あります。
これはリヴェンジ、必至かも(笑)。
by shackinbaby | 2011-01-28 22:58 | 旅行 | Comments(2)
マイ・ファースト・スペイン (23) サグラダ・ファミリア聖堂
「グエル公園」を出た僕の乗る日本語観光バスは、バルセロナ市内をうねうねと巡り、周りに見える観光名所を女性ガイドが実に流暢に説明してくれます。
こういう観光は楽だなぁと思う反面、あまりにスムーズ過ぎて、頭に残るものが少ないかもしれません。
この辺、難しいところです。
僕はこれからも「自分で歩く」を中心に、適宜現地発のツアーなどにも参加、プロのガイドによる知識も入れて、その土地が一番記憶に残るように旅を続けるつもりでいます。
で、バスは最終目的地の「サグラダ・ファミリア」に到着です。
でもこれはさすがにツアー、正面入り口に着くのではなく、写真を撮るのに絶好な隣の公園でバスを降りるのです。
こういうところが個人旅行では出来難いというか、考え付かないところですね。
実際に見た「サグラダ・ファミリア」、やはり圧倒的な存在感です。
もうそのあまりの威容にツアー参加者は全員口あんぐり状態です。
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この「サグラダ・ファミリア」は、正式名称を「聖家族贖罪教会」(カタルーニャ語では「Temple Expiatori de la Sagrada Família」)という(「聖家族教会」という表現もあります)カトリックのバシリカ(教会堂)です。
建築的にはカタルーニャ・モダニズムの最も良く知られた作品で、バルセロナ市のシンボルであり、もちろんアントニ・ガウディの未完成作品です。
ウィキペディアの表現を借りれば
「綿密に構成された象徴詩的なシンボロジーと共に、パラボリックな(放物線状の)構造のアーチや、鐘楼に据えられた自然主義と抽象主義の混在する彫刻などで、大胆な建築様式を誇っている。」
とのことです。
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ガウディが生前に実現出来たのは「地下聖堂」とか「生誕のファサード」というここから見える正面の部分などだけ。
ここは「贖罪教会」なので、作業の財政はすべて喜捨に頼っていたのだと・・・。
だから別々の箇所を同時に建設することが出来なかったんだそうですが、1990年代以降はバルセロナ観光の流れと作品の評価の高まりで財政状況が好転。
完成まで300年はかかると予想されていた工事が、急増した入場料収入などに支えられて急速に進み、最近の発表ではガウディ没後100周年目の2026年に完成するとされています。
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もちろん建設開始から長い年月がたっているために、建築と並行して修復もすでに行われているそうです。
2005年には建設途中ですが、「生誕のファサード」の部分がアントニ・ガウディの作品群としてユネスコの世界遺産に登録されています。
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もう僕らは「なかなか完成しない大建造物」をつい「サグラダ・ファミリアみたい」と言ってしまいますが、実際僕も先月のパタヤ旅行の時の「The Sanctuary of Truth」をそう表現しましたが、いやいや・・・ここ、本物の「サグラダ・ファミリア」は別格です。
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これが「生誕のファサード」、日が昇る東側にあります。
前述のように3つのファサードのうち、唯一ガウディの生前に完成したものです。
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イエス誕生の喜びを表したもので、聖母マリアの受胎告知やエジプトへの逃避など、イエスの幼少時期の出来事が表現されているんだそうです。
この辺りは、有名な日本人彫刻家の外尾氏によって修復された部分だったはずです。
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左右の柱の下に亀がいましたが、雄雌なのでしょうか、それぞれ形が違っていました。
あ、そうそう・・・この側から写真を撮ると、この時間は逆光がずごかったです。
それから入場料は12ユーロ、僕らはツアーなので料金は込み、団体入口から「待たず」に入場出来、これだけは本当に時間の節約になりました。
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見どころはありすぎるほどほど沢山あるのですが、それらは専門のサイトやブログにお任せして、今度は日が沈む西側にある「受難のファサード」も見てみましょうか。
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ここは短く言えば「全人類の罪を背負って磔にされたキリストの苦しみ」を表現しているんだそうです。
ガウディはその「キリストの苦しみ」を装飾を排すことで表現したかったとガイドは言っていました。
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それにしても東側の「生誕のファサード」とは対極にあるようなこの直線的な彫刻・・・僕には少し違和感があるというか・・・ここは「世界遺産」にならなかったのも分かるような・・・。
壁の中に埋まっているこれは?
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このパズルのようなものはいわゆる「魔方陣」の一種で、どこを足しても33になります。
キリストの受難の年齢を表しているんだそうですよ。
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では、今度は内部を見てみましょうか。
by shackinbaby | 2011-01-28 00:42 | 旅行 | Comments(6)
マイ・ファースト・スペイン (22) 「グエル公園」の続き
「グエル公園」見学の続きです。
僕らはツアー・バスの駐車場の方から入ったので、この階段を見るのは後のほうになりましたが、通常は門から入るとこの階段が最初に眼に入ります。
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本当にすごい人出。
とても人影の写らない写真は撮れそうにありません。
前にも書いたこの「グリムの童話」スタイルの(ガウディによると「ヘンデルとグレーテル」に出てくるお菓子の家のイメージということらしいです)家は、門の両側を飾るもの。
こちらはショップのあるほうの「管理小屋」。
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そしてこちらが「守衛小屋」。
どうして下まで撮らないのか?
それは建物の下の部分は人が一杯写りこみ過ぎちゃうからです。
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さ、階段を上がって昨日レポートしたギリシャ風多柱造りのホールの上に位置する中央広場に出てみましょうか。
おっと、これは・・・バルセロナの市街がかなり良く見える設計・・・そしてこれがあの有名なガウディの波型のベンチだぁ!
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110メートルにも及ぶ座り心地や色彩も充分考慮したというガウディとジュジョール作の破砕タイルを使ったベンチ。
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確かにこれは1900年代初頭では理解できないデザインだったでしょうね。
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うねうねのタイル貼りベンチの下に、先ほどの守衛小屋や管理小屋が見え、その向こうにはバルセロナの市街が広がっています。
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何という色彩感覚!
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守衛小屋と棕櫚の葉を模した鉄製の扉が見えています。
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こちらの方が門の両脇の2つの小屋が良く分かるでしょうか?
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ガウディのコンセプトもですが、破砕タイルを使った建築家ジュジョールの名前も忘れられないですね。
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同じような写真ですが、この波形とタイル使い、開放的な広場、市街地が一望の下に見える眺望・・・いくら見ても見飽きません。
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緑の中に高架橋や実際に建てられた数少ない分譲住宅が見えています。
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自由行動時間は10分くらい・・・でもこのガウディの既成の概念をぶち壊した独自の感性による建築群、それなりにとくと見届けた「気」にはなりました。
by shackinbaby | 2011-01-27 00:26 | 旅行 | Comments(0)
マイ・ファースト・スペイン (21) グエル公園
元旦@バルセロナの午前中は、日本語観光バスに乗って市内観光です。
「モンジュイックの丘」の展望台からバルセロナ市街を眺めた後、「ミロ美術館」、「オリンピック・スタジアム」、「スペイン村」、「カタルーニャ美術館」などをバスの中から見学。
流暢な日本語のバルセロナ解説に、窓からの何気ない風景、建物にも「なるほど、そうだったのか」感が満載で、やはり日本語の観光は良いですね(笑)・・・当たり前ですが。
ツアーの次の大きな目的地は「グエル公園」(PARC GUELL)です。
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この公園はバルセロナ北側の山の手にあり、言わずと知れたアントニ・ガウディ作の世界遺産(1984年認定)。
ガイドの解説によると、ここは何とエウゼビ・グエイ(スペイン語読みでは「グエル」となる)という伯爵の依頼でガウディが作り上げた分譲住宅なんだとのことです。
建築されたのは1900年から1914年の間。
当時彼らが最も傾倒していた芸術はワーグナーの「楽劇」、ガウディは同じ芸術センスを持つグエル伯爵の下で、自然と調和を目指した総合芸術を作り上げようとしたんだそうです。
この頃、バルセロナでは工業化が急速に進行、それに対してガウディとグエルはこの場所に、人間が自然と芸術に囲まれて暮らせる、新しい住宅地を作ろうとした、と・・・。
しかし、二人の「進みすぎた」発想と自然の中で暮らす価値観は、当時は全く理解されなかったそうです。
広場や道路などのインフラが作られ、60軒の住宅が計画されましたが、買い手がつかず、結局売れたのは2軒のみで、しかも買い手はガウディ本人とグエル伯爵だけだったとのことです。
グエル伯爵の死後は工事は中断され、結局は市の公園として寄付され今に至っているそうです。。
現在はガウディが一時住んだこともある家が、「ガウディの家博物館」(CASA MUSEU GAUDI)として公開されています。
中にはガウディがデザインした家具なども集められて展示されているとのことですが、元旦のこの日は休館で見られませんでした。
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ツアー・バスから降りた僕らは「グエル公園」の通常の入り口からではなく、公園の東側からこの公園に入っていきます。
するとこのピンクのかわいい「ガウディの家博物館」はすぐにあります。
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ガウディらの重要な都市デザインの一つは道路。
陸橋を作り、そこには道路の採掘で出た砕石を利用しています。
これに沿って歩いていくと、そこに待っているのはギリシャ神話にでも出てきそうな86本の長い柱で支えられた多柱造りのホール。
(上にちょっと見えているのが有名な波型のベンチです)
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ここは市場にする予定で作られたスペースで、真夏でもひんやり涼しいという場所です。
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ガウディの協力者、建築家のジュジョールの手になる天井の破砕タイルのデコレーションが何とも言えない味わいを出しています。
4つある大きな模様は春夏秋冬を表しているんだそうです。
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こんな人もいました。
勝手にはこんなところで演奏出来ないでしょうから、公認のアーティストなのでしょう。
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振り返って下を見てみると、何とも奇妙な建物が・・・。
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実はこれが正式な門の両側にある守衛小屋と、今ではショップが入っている管理小屋の屋根たちなんです。
グリムの童話に出てきそう・・・と思ったら、これはガウディが「ヘンデルとグレーテル」に出てくるお菓子の家をイメージして作ったものなんだとか・・・。
その門との間の階段の途中にあるのが、このあまりにも有名な破砕タイルで作られたトカゲの像です。
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もうバルセロナのシンボルと言っても良いくらいの存在ですね。
ガイドによると、これはトカゲではなくサンショウウオだとかドラゴンなんだという説もあるそうです。
凄い人出でしょう?
なるべく人が写りこまないように写真を撮るつもりでカメラを構えるのですが、人が全く途切れません。
すみません、こんな写真で・・・。
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破砕タイルが本当に効果的に使われています。
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僕らは通常とは違うルートでここまで来ました。
普通は門を入ると、まずこのシンデレラ城に続くかのような階段が目に入るのです。
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この階段ではほぼ全員が記念撮影、いつでもごった返しています。
やはりツアーとかじゃなくて自力で朝一番に来るべきだったでしょうか。
でもそれじゃ日本語での詳しい解説は聞けないもんな・・・難しい選択だ(笑)。
ガウディたちはギリシャの文化も崇拝してたそうで、ここ全体のイメージとしては「地中海沿岸地域のギリシャ植民地」ということだったそうです。
そう言われれば・・・ですね。
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さ、今度は階段を上がってガウディの考案した110メートルに及ぶ波型のベンチを見てみましょう。
by shackinbaby | 2011-01-27 00:25 | 旅行 | Comments(2)
マイ・ファースト・スペイン (20) エグゼクティブラウンジ、自作サンドイッチ、モンジュイックの丘
バルセロナで過ごす元旦、まずは家に電話、子供たち・近しい親戚や友人たちにメール。
テレビはCNNに固定して、ニューヨークのカウントダウン風景を見聞きしながらゆっくり入浴。
そして遅めの朝食を取りに行きます。
昨日と同じ「モザイク・レストラン」でのフル・バフェをもう一度でも良いのですが、このホテルではほとんど行く機会のなかった「エグゼクティブラウンジ」を、この日は使ってみることにしました。
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このホテルのラウンジは4階にあって、朝食時はこんな感じです。
もちろん品揃えは幅広めのコンチネンタル・ブレックファストといった程度ですから、がっつり食べたい時はやはりバフェの方。
ただこのラウンジは客が少なく、ひっそりと静かに食べるには、うってつけの場所です。
僕はここで(許しを得て)パンやクラッカー、チーズ、オリーブ、ピクルスなどをもらって部屋に・・・。
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昨日「ボケリア市場」で買ったハモンセラーノと合わせて自作のサンドイッチを作ってみたのです。
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出来は?
結構旨~い(笑)。
変な組み合わせですが、ポットで湯を沸かして、日本から持参したほうじ茶と一緒に・・・僕は海外に行く時は緑茶じゃなくてほうじ茶のティーバッグを少し持っていきます。
緑茶はホテルによっては置いてあるところもあるし、ほうじ茶の方がどんな状況にも合うような気がするからです。
朝の9時過ぎ、今日もバルセロナ探検に出発です。
(今日は時間をいちいち書くのはやめますね)
元旦の朝は外の道路もガラガラ、はっきり言うとタクシーは捕まりにくいです。
「ヒルトン・バルセロナ」の玄関では、いつまで待ってもタクシーが来ないとイライラ顔のカップル、困り顔のドアマン・・・僕はすかさず地下鉄(メトロ)利用に方向転換。
ホテルから3号線の「マリア・クリスティーナ駅」までは徒歩5分です。
ホテルでいただいた「バルセロナカード」で地下鉄は無料、乗り方は特に心配することはありません。
あ、改札が戸惑ったかな、最初は。
向かって左側の機械に切符を通すので、日本とは逆。
車両によってはドアが手動の時もあって、これらはこの元旦の日のように人が少なくて周りに習えない時は、ちょっと・・・でしたけどね。
で、着いたのが、5号線・4号線と乗り換えて「ジャウマ・プリメ駅」。
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あれ、見たことのある場所(笑)。
そうです、昨日もこの時間にこの辺にいました。
「カテドラル」前です。
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また?
いえいえ、今日は「カテドラル」前にある「ホテル・コロン」に来たのです。
周囲には日本人が一杯。
そうです、僕はこれから日本語の観光バスに乗るのです。
その集合場所がこの「ホテル・コロン」前というわけ。
主だった観光名所がお休みの元旦をどう過ごすか・・・これが僕には頭の痛いところでした。
そこで見つけたのが「ミキ・トラベル・バルセロナ」(ブランド名は「みゅう」)が主催している「バルセロナ半日市内観光、世界遺産 サグラダ・ファミリアへガイド付き入場見学!」(58ユーロ)という約3時間のツアー。
(「サグラダ・ファミリア」に入場しないツアーは38ユーロ)
ツアーパンフによると
「市内観光は、モンジュイック展望台より街の全景を眺め、バルセロナが誇るガウディの作品の数々、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、グエル公園などを訪れます。
着工以来1世紀を越え、未だ建造中のサグラダ・ファミリア(聖家族教会)へは、ガイドの案内にて入場見学いたします。
世界中からの訪問者を魅了し、時代を超えて建築家と職人たちに造り続けられるバルセロナのシンボル的芸術作品をご堪能ください」
とあります。
モンジュイック展望台やグエル公園は個人で行くには時間がかかる、「サグラダ・ファミリア」は元旦でも午後2時までやっていて、このツアーなら団体扱いで並ばずに入れる、バルセロナに来て英語のウォーキングツアー以外は自分で行動したので、日本語でのバルセロナ情報に飢えている・・・と、値段はちょっと高いですが、僕が必要としていることをすべて満たすツアーだと思ったのです。
それに今日はまずまずの天気。上手く元旦の午前中を過ごせそうです。
日本語ですべて済むのは、本当に楽。
すべてパッケージのツアーで来たら、どんなに楽でしょう。
でもそれでは僕の頭に、体にバルセロナという街が全然記憶に染みこまなかったかもしれません。
30人以上の日本人客を乗せて、もうバルセロナ在住が長いという日本人女性ガイドのよどみない解説で、バスは午前10時に「ホテル・コロン」前を出発。
まずはバルセロナ市街を一望のもとに見下ろす「モンジュイックの丘」までバスは上がっていきます。
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「モンジュイック」は、バルセロナの南西に位置する標高200メートル弱の丘。
1929年には万博が開かれ、1992年にはオリンピックのメイン会場になったところです。
周囲にはスポーツ施設や美術館や博物館が点在していて(ミロ美術館、カタルーニャ博物館・・・)、市民の憩いの場所といった地区。
自力でここまで来るには、地下鉄からフニクラ(ケーブルカー)、そしてこのゴンドラに乗り和えればOKです。
でもツアーバスなら、ただ座っているだけで展望台まで連れて行ってくれます。
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わぁ、良く見える!
昨日の今頃だったら雨でこうはいかなかったでしょうね。
ラッキー。
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僕は本当にこういう高いところが好き(笑)。
座薬のような建物は水道局のビルだそうです。
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この辺が旧港を再開発した「ポルト・ベイ」地区と、その東側の「バルセロネータ」という夏には最高に賑わう海浜地区辺りです。
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「オリンピック村」の近く(写真右端)には「リッツカールトン・ホテルズ」傘下の高層ホテル「ホテル・アーツ・バルセロナ」(HOTEL ARTS BARCELONA)が見えています。
by shackinbaby | 2011-01-26 00:29 | 旅行 | Comments(6)